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第28章 最後は──笑顔で──

灯りのついた部屋。


ドアを開けると美味しそうな匂い


ここに帰ると、仕事の疲れも吹き飛んで


君の笑顔を見ると癒されて


心が和む絶対的な場所──


ずっとそれが続くもんだと思っていたのに──


どこで間違った？


今更気付いた、絶対なんて無いってことに！


いい？


これからは自分で想った通りに進むんだよ。


迷っても振り返ちゃいけない──


君なら出来るから。


僕はもう隣にいてあげられないけど


いつでも遠くから応援してる！


最後に握手してハグして笑顔で──別れよう！


どちらかが悪いんじゃない


今は……憎しみあって別れるんじゃないから。


これ以上傷付け合わない為の選択


ただお互いの想う道が違っただけ


今なら笑顔でいられるよ。


もう泣かないで──ほらっ笑って。


さあ行って！


君が見えなくなるまで見届けるから


最後に───ありがとう！


end