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想いの声 心の声
第31章 言いたくても言えなくて
最初から諦めていた。


どうせ僕なんて選んで貰えるわけがないって─


ずっと言いたかったけど今の関係が壊れるのが怖くて言えなかった。


でもほんとは君の特別になりたくて──


言いたかったんだ「好きだよ!」って!


わかってる。


僕なんて選んで貰えるわけがないって─


どうせ叶わない恋だって。


だからせめて君の近くにいたかった。


友達でも構わない。


君の笑顔が見れるなら──


友達なら、僕さえ我慢すればうまくやっていけたはず


時々見せる寂しそうな顔に心配になる。


でもずっと言いたくて言えなかった。


「僕じゃダメなの?」って!


いつも隣で君の笑顔を見て悲しいときは抱きしめて二人で乗り越えていきたい。


僕の願望。


笑っちゃうだろ?


僕はなんでも相談出来るいい友達。


友達だから─そんなに無邪気に笑うんだろ?


顔をくしゃくしゃにして泣くとこだって友達だから見せるんだよね!


決して僕が君の特別にはならないんだよね?


わかってる。


僕なんかが傍にいたらいけないことぐらい…


もう少しだけこのままで─


今まで言えなかったけど君が好きだから


だから友達のままで終わろう!


卒業したらもう会うこともないだろ?


たから…それまで


もう少しだけ友達でいさせて!


end
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