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失恋キューピッド
第1章 不純な入部動機
「どーせ辞めた奴らってアユミと同じ入部目的だったんだろ?晴世さんは真面目だから、そういうのが許せないんだよ」
図星をさされた愛弓はグゥの音も出ない。
「でも、そんなんでアユミはよく辞めなかったな?根性なしのくせに」
「んー、だってさ、普通なら一年には まだラケット持たせてくれないじゃない?今日は怖かったけど明日からは球拾いだって言われたし、それなら出来るかなって…エヘヘ」
「ノーテンキだな、アユミは」
「そうかなぁ」
「ま、アユミのことだから告白してもいつも通り速攻でフラれるんだろうけど、精々ガンバレよ」
「ふーんだ、今度こそは絶対に成就させてみせるもんね!そしたら真っ先にミユキに初彼を紹介してあげるから、楽しみにしてなさい」
深之を睨みながら、愛弓はクッキーを口いっぱいに頬張った。
図星をさされた愛弓はグゥの音も出ない。
「でも、そんなんでアユミはよく辞めなかったな?根性なしのくせに」
「んー、だってさ、普通なら一年には まだラケット持たせてくれないじゃない?今日は怖かったけど明日からは球拾いだって言われたし、それなら出来るかなって…エヘヘ」
「ノーテンキだな、アユミは」
「そうかなぁ」
「ま、アユミのことだから告白してもいつも通り速攻でフラれるんだろうけど、精々ガンバレよ」
「ふーんだ、今度こそは絶対に成就させてみせるもんね!そしたら真っ先にミユキに初彼を紹介してあげるから、楽しみにしてなさい」
深之を睨みながら、愛弓はクッキーを口いっぱいに頬張った。