この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
失恋キューピッド
第12章 ==リナside==
「───なんで、こんなとこにいるの」
私の家の前で、ポケットに手を突っ込んだシンジが寒そうに立っていた。
「リナに呼ばれた気がしたから」
「はあ?呼んでないし。邪魔だから とっとと帰ってよ」
背中を向けて玄関のカギを開ける間も、シンジはそこにいて当たり前みたいに中までついてくる。
「ちょっと…」
「無理すんなよ…いつもオレが側にいるよ」
後ろから抱き締められ、不覚にも涙が込み上げてきた。
「なにカッコつけてんの、そんなのシンジのキャラじゃないでしょ」
私の家の前で、ポケットに手を突っ込んだシンジが寒そうに立っていた。
「リナに呼ばれた気がしたから」
「はあ?呼んでないし。邪魔だから とっとと帰ってよ」
背中を向けて玄関のカギを開ける間も、シンジはそこにいて当たり前みたいに中までついてくる。
「ちょっと…」
「無理すんなよ…いつもオレが側にいるよ」
後ろから抱き締められ、不覚にも涙が込み上げてきた。
「なにカッコつけてんの、そんなのシンジのキャラじゃないでしょ」