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失恋キューピッド
第12章 ==リナside==
泣いてると思われたくなくて強がってみせるけど、どうしても鼻声になってしまう。
「好きな女の前ではカッコつけたいもんなんだよ」
「…意味わかんない」
「お前がずっと高石を見てたように、オレもずっとリナを見てた。リナがすげぇ頑張ってたこと、オレは全部知ってるよ」
「うぐッ…そ、そんなこと言って本当はエッチしたいだけなんじゃないの」
春休みに高石のことで相談にのってもらってるうちにヘンな雰囲気になっちゃったことを、ふいに思い出す。
「リナが好きなんだ、ずっとリナだけだよ」
普段はふざけてばかりいるシンジの真剣な告白に涙腺は完全に崩壊し、私はその胸にすがりついて子供みたいに泣いてしまった。
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「好きな女の前ではカッコつけたいもんなんだよ」
「…意味わかんない」
「お前がずっと高石を見てたように、オレもずっとリナを見てた。リナがすげぇ頑張ってたこと、オレは全部知ってるよ」
「うぐッ…そ、そんなこと言って本当はエッチしたいだけなんじゃないの」
春休みに高石のことで相談にのってもらってるうちにヘンな雰囲気になっちゃったことを、ふいに思い出す。
「リナが好きなんだ、ずっとリナだけだよ」
普段はふざけてばかりいるシンジの真剣な告白に涙腺は完全に崩壊し、私はその胸にすがりついて子供みたいに泣いてしまった。
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