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失恋キューピッド
第14章 癒してアゲル
それきりミユキは部屋に閉じ籠り、食欲がないと言って夕飯の時も出てこなかった。
あたしはマル秘重要任務の遂行に備えてモリモリ食べてしまい、お風呂に入る時に服を脱いでみて後悔する。
少しでもお腹を凹ますためにお風呂で思いつく限りのエクササイズをしていたら、母親に『いつまで入ってるの!』と叱られた。
そしてドライヤーで髪を乾かしながらお腹を撫でている あたしに、恐るべきカンを働かせた母親が『レディのたしなみよ』と可愛いパッケージの小さな箱をくれる。
「…たしなみ?」
何かと思ってよく見たら、それは いわゆる避妊具だった。
「ちょっと、お母さん!?」
「相手が深之君なら心配いらないと思うけど、まだお祖母ちゃんにはなりたくないからね〜」
ムフフと笑いながら母親は行ってしまい、あたしは全部見透かされてる恥ずかしさと気まずさで、その場でしばらく固まってしまった。
あたしはマル秘重要任務の遂行に備えてモリモリ食べてしまい、お風呂に入る時に服を脱いでみて後悔する。
少しでもお腹を凹ますためにお風呂で思いつく限りのエクササイズをしていたら、母親に『いつまで入ってるの!』と叱られた。
そしてドライヤーで髪を乾かしながらお腹を撫でている あたしに、恐るべきカンを働かせた母親が『レディのたしなみよ』と可愛いパッケージの小さな箱をくれる。
「…たしなみ?」
何かと思ってよく見たら、それは いわゆる避妊具だった。
「ちょっと、お母さん!?」
「相手が深之君なら心配いらないと思うけど、まだお祖母ちゃんにはなりたくないからね〜」
ムフフと笑いながら母親は行ってしまい、あたしは全部見透かされてる恥ずかしさと気まずさで、その場でしばらく固まってしまった。