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失恋キューピッド
第1章 不純な入部動機
「ところでさ、いま思い出したんだけど…適等校のテニス部って、森本って人いない?森本晴世(ハルヨ)さん」
「いるもなにも、女子部の部長さんじゃん!なんでミユキが森本センパイ知ってるの」
「マサの姉ちゃんなんだよ」
深之が所属しているサッカークラブは隣の学区からも入部できるため、そこで晴世の弟で別の中学に通う正俊(マサトシ)と仲良くしているらしい。
「すっげぇいい人だろ、晴世さんて。あんなに綺麗でスタイル良くて文武両道なんだぜ?それで性格もいいなんて奇跡だよな」
さっきまでの仏頂面はどこへやら、深之はほんのりと頬を染めて晴世を褒め称える。
「いるもなにも、女子部の部長さんじゃん!なんでミユキが森本センパイ知ってるの」
「マサの姉ちゃんなんだよ」
深之が所属しているサッカークラブは隣の学区からも入部できるため、そこで晴世の弟で別の中学に通う正俊(マサトシ)と仲良くしているらしい。
「すっげぇいい人だろ、晴世さんて。あんなに綺麗でスタイル良くて文武両道なんだぜ?それで性格もいいなんて奇跡だよな」
さっきまでの仏頂面はどこへやら、深之はほんのりと頬を染めて晴世を褒め称える。