パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 ３２章〜

新宿 中村屋 のお話

昔々、おばちゃんが小さくて可愛かった頃。新宿三丁目のカレーで有名な中村屋さんのビル。２階がレストランですが。

地下にもお店があったの。２階には無いカレーが食べられた。ビーフカレー。

創業者の娘さんかな？その旦那さんかな？とにかく、身内の方が作ってたらしいそのカレーは、２階のレストランで食べるカレーとは別物でした。

作る方がお亡くなりになったらしくて、いつの間にか閉店してしまったけれど。あれが元祖中村屋のカレーだったと信じています。じゃがいもと大きな肉が１個ずつしか入ってない、シンプルなカレー。

カレー好きじゃないけど、あのカレーと、ナイルレストランのカレーは食べます。他は胃がもたれるから…。

ナイルレストラン、お店のスタッフが、年に数ヶ月、お店閉めて本国に帰っちゃうと聞きました。今はそんな事無いと思うけど、先代の頃はそうだったんでしょう。

そうそう。音羽さんのお婆さんが好きだった釜飯屋、あれはカルティエの近所の鳥ぎんさんです。老舗なのかな？祖母もここの釜飯が大好きでした。

食べる話ばっかして…。おばちゃん、お腹減ってんのよ…。なんか食べたいわ…。


追記

中村屋さん調べたら、去年、ビル建て替えたんだね。レストランも地下に移転したみたい。いやぁ、知らなかったよ。あのカレーも復活したのかな？食べてないからわからないけど。１度確かめに行かないとね…。