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第8章 ３２章〜

怪我もしてないのに、何故ぐるぐる巻き？と謎だったんですが、極稀に外部からのこういう拘束が、有効な個体がいるのだと教えて頂きました。

早い話が疑似ハグですわ。皮膚って外部刺激に凄く敏感で、受けた刺激全てが脳に直結してる。こういう疑似拘束が、抱っこみたいな安心感をもたらすのだそうで。臆病な個体なんか、布で縛ってあげると落ち着きをみせる子もいるんだって。成る程なぁと思いました。

普通の個体は『コレ、ほどきやがれ、こんちくしょう！』って暴れ出すから、これはレアケースだよ。

人もメンタル系の病院で、拘束衣が使われる描写なんかをよく目にします。あれ、自分や周囲に危害を加えるのを未然に防ぐため、とされていますが、着せられた患者さんの頭の中で、自由を奪われた憤りや不満や諦めの根底に、疑似抱っこによる安心感なんかも含まれるんじゃないかな…。と勝手に推測しています。

Ｍ属性の人が、縛られると安心する。と言ってるのをよく聞きます。ネットだから見ますかな？

これも、疑似抱っこ効果なんじゃないかなぁ？と思うわけですよ。細い縄じゃ、食い込む力は強いけど、安定感というかホールド感は期待薄だよね…。最初の緊縛の縄は太め。縄好きになる為に、これ大切だと思う。

質感、肌触りとかも重要です。縛られる側が肌への刺激を心地好く感じないと、やる意味ないよね。それじゃ、Ｓが征服感を満たす為だけの、一方的な行為になっちゃう。