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婆の独り言
第9章 猫
エンデお婆ちゃんが、どんな半生を送ってスイスのこの土地モントルーに来たかは分かりません。戦争とかね色々な事情があったんでしょうね…。
因みに旦那さんのヨハン爺さんは、ドイツ系スイス人です。
スイスには沢山の有名な方のお墓があって、チャップリンやオードリー・ヘップバーンなんかもスイスに安らかに永眠されています。戦争のしがらみで、パリに墓地を構えられなかったシャネルの創始者、ココ・シャネルも、スイスに眠っています。
中立国ですから。受け入れてくれたんでしょうかね?
不自由な時代を生きた、エンデお婆ちゃん。故郷に戻らず、この土地を安住の地に決めたんでしょうね。
外国で暮らす方々を見ていると、戸籍とか出生地とか大切だけど、もっと大切なことが有るように思えてくる。その国や文化を愛してるか否かみたいなね。納税に対する意識も、単なる義務ではなくて、愛する国を維持して、より良くする為に欠かせない事。みたいなね。そんな意識が垣間見れる時があって。納税によって国政に参加してるみたいな。そういう自負が感じられて。素敵だなぁと思う訳ですよ。
まぁ、節税の為にスイスを利用する、他国の富裕層の存在も問題視されていますけど…。
因みに旦那さんのヨハン爺さんは、ドイツ系スイス人です。
スイスには沢山の有名な方のお墓があって、チャップリンやオードリー・ヘップバーンなんかもスイスに安らかに永眠されています。戦争のしがらみで、パリに墓地を構えられなかったシャネルの創始者、ココ・シャネルも、スイスに眠っています。
中立国ですから。受け入れてくれたんでしょうかね?
不自由な時代を生きた、エンデお婆ちゃん。故郷に戻らず、この土地を安住の地に決めたんでしょうね。
外国で暮らす方々を見ていると、戸籍とか出生地とか大切だけど、もっと大切なことが有るように思えてくる。その国や文化を愛してるか否かみたいなね。納税に対する意識も、単なる義務ではなくて、愛する国を維持して、より良くする為に欠かせない事。みたいなね。そんな意識が垣間見れる時があって。納税によって国政に参加してるみたいな。そういう自負が感じられて。素敵だなぁと思う訳ですよ。
まぁ、節税の為にスイスを利用する、他国の富裕層の存在も問題視されていますけど…。