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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第2章 遅刻の代償
一瞬キョトンとなった直ぐ後で、ハッと血の気が引いた。


そうだった。

明日の予定が、急遽、今日の夕方に変更になったと、
数日前に連絡があった。


だが、このところの慌ただしさで、すっかり忙殺されてきれいに忘れていた。

だから、


「ごめん! 急いで行く。まだ間に合う?」


それに、彼の声が小さく苦笑した。


「やっぱり……」


そして、お店の人に何やら話をして、
再び戻ってきた彼の声が、待っていると伝えてくる。


うん!


もちろんすぐに電話を切った私は、慌ててビルを飛び出した。
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