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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第2章 遅刻の代償
幸い、タイミングよくタクシーが捉まり、
30分ほど彼とお店の人を待たせて、なんとか無事に試着は済んだ。
しかし、彼の機嫌が戻って来ない。
「冠くん、ごめんね。怒ってる?」
「うぅん……」
口ではそう言うものの、
なんとなく視線を外したまま、どこか不安そうな面持ちのままだ。
「冠くん、本当に怒ってない?」
しかし、何度目かに尋ねるこの問いにも、
彼は、やっぱり首を振るだけ。
だが、衣装の打ち合わせが済んでから、
もう数十分、こんなやり取りを繰り返している。
30分ほど彼とお店の人を待たせて、なんとか無事に試着は済んだ。
しかし、彼の機嫌が戻って来ない。
「冠くん、ごめんね。怒ってる?」
「うぅん……」
口ではそう言うものの、
なんとなく視線を外したまま、どこか不安そうな面持ちのままだ。
「冠くん、本当に怒ってない?」
しかし、何度目かに尋ねるこの問いにも、
彼は、やっぱり首を振るだけ。
だが、衣装の打ち合わせが済んでから、
もう数十分、こんなやり取りを繰り返している。