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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第3章 ハネムーン
~ *** ~
飛行機に乗って間もなくから、
冠くんに、彼らしい笑顔が見られなくなった。
しかし、それは恐らく、
単なる緊張というものでは言い表せない、複雑な心境。
だから私も、彼の気持ちを聞き出すよりも、
なんとか楽にしてあげたいと思っていた。
そして、長い空の旅だった一日の終わり。
大きな湯船に二人で浸かると、
すぐに彼は、私を膝に乗せ胸に顔を埋めてきた。
「冠くん、焦らないで」
私は、彼の濡れた髪を指で梳きながら静かに言う。
飛行機に乗って間もなくから、
冠くんに、彼らしい笑顔が見られなくなった。
しかし、それは恐らく、
単なる緊張というものでは言い表せない、複雑な心境。
だから私も、彼の気持ちを聞き出すよりも、
なんとか楽にしてあげたいと思っていた。
そして、長い空の旅だった一日の終わり。
大きな湯船に二人で浸かると、
すぐに彼は、私を膝に乗せ胸に顔を埋めてきた。
「冠くん、焦らないで」
私は、彼の濡れた髪を指で梳きながら静かに言う。