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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第1章 マロングラッセ
しかし、ほんの少しだけ、タイミングのずれた
彼女の指先が、僕の、閉じた唇に挟まれた。
それが、ハチミツが包んだ、僕の中の炎を、一気に熱くした。
「あっ、冠く、んん……」
マロンを摘まんでいた、彼女の手を摑まえ、
細い腰を、抱き寄せて唇を塞ぐ。
少し戸惑う、彼女の唇を甘く吸い、
小さく開いたその中に、舌を這わせ、絡めると、
互いの舌の上に、チョコレートの味が広がる。
僕は、楽しみながら、彼女の唇を味わい、
小さな栗を、お互いの舌の上で、転がし続けた。
そして、
はぁ……。
少し、息が苦しくなって唇を離すと、
彼女の潤んだ瞳が、トロンと、僕を見返す。
彼女の指先が、僕の、閉じた唇に挟まれた。
それが、ハチミツが包んだ、僕の中の炎を、一気に熱くした。
「あっ、冠く、んん……」
マロンを摘まんでいた、彼女の手を摑まえ、
細い腰を、抱き寄せて唇を塞ぐ。
少し戸惑う、彼女の唇を甘く吸い、
小さく開いたその中に、舌を這わせ、絡めると、
互いの舌の上に、チョコレートの味が広がる。
僕は、楽しみながら、彼女の唇を味わい、
小さな栗を、お互いの舌の上で、転がし続けた。
そして、
はぁ……。
少し、息が苦しくなって唇を離すと、
彼女の潤んだ瞳が、トロンと、僕を見返す。