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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第1章 マロングラッセ
新たに、口に入れられた、それは、すごく優しく、
僕の中で、点りかけた炎も、そっと包み込む。
それに思わず、ホッとしたように、笑みがこぼれた。
「これ、美味しい……」
しかし呟いた僕に、彼女は、ちょっと驚いたように、小さく目を見開く。
「あれ? そうかぁ……。でも……、じゃあ、最後の一つね」
そう、小首を傾げ、僕の前に出てきたのは、
チョコレートコーティングされた、小粒な一粒。
そして、やっぱり、
「はい、あ~ん」
ニコニコする彼女が、僕に、差し出す。
僕の中で、点りかけた炎も、そっと包み込む。
それに思わず、ホッとしたように、笑みがこぼれた。
「これ、美味しい……」
しかし呟いた僕に、彼女は、ちょっと驚いたように、小さく目を見開く。
「あれ? そうかぁ……。でも……、じゃあ、最後の一つね」
そう、小首を傾げ、僕の前に出てきたのは、
チョコレートコーティングされた、小粒な一粒。
そして、やっぱり、
「はい、あ~ん」
ニコニコする彼女が、僕に、差し出す。