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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第1章 マロングラッセ
「じゃあ、もう一回?」
うん――。
小さく頷く彼女を前に、僕は、彼女の手の中の小袋を、そっと指さす。
「じゃあ、今度は、ナッちゃんも。ね?」
そう言うと、「えっ?」と、小さく言った彼女が、また細く笑った。
「うん。じゃあ、はい」
そして、差し出された小袋から、
僕は、ミルクチョコの掛かった一粒を、指の先に摘まむ。
「はい、ナッちゃん。あ~ん」
僕は、甘い小粒のマロンを、彼女の口に運んだ。
そして、微かに頬っぺたを膨らませて味わう彼女を、ちょっとだけ見つめ、
コクンと、甘い栗が彼女の喉を通るのを見届けて、再びその唇を塞いだ。
うん――。
小さく頷く彼女を前に、僕は、彼女の手の中の小袋を、そっと指さす。
「じゃあ、今度は、ナッちゃんも。ね?」
そう言うと、「えっ?」と、小さく言った彼女が、また細く笑った。
「うん。じゃあ、はい」
そして、差し出された小袋から、
僕は、ミルクチョコの掛かった一粒を、指の先に摘まむ。
「はい、ナッちゃん。あ~ん」
僕は、甘い小粒のマロンを、彼女の口に運んだ。
そして、微かに頬っぺたを膨らませて味わう彼女を、ちょっとだけ見つめ、
コクンと、甘い栗が彼女の喉を通るのを見届けて、再びその唇を塞いだ。