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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第1章 マロングラッセ
「は、んん……」
まだ、甘みの残る口中に、舌を這わせると、彼女の吐息も甘くなった。
それを、じっくり味わうように、柔らかな唇を吸い、
艶々と濡れる、それに、舌を這わせる。
そして、
「ん……、冠、くん……」
ゆっくりと啄む間に、挟まれる彼女の吐息が、艶やかさを帯びる。
それが益々、僕の中の炎を、熱くする。
そして、僕は、熱くなる胸の内で呟いた。
うん、美味しい。
やっぱり、これが一番甘くて、一番美味しい。