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スイーツ天使に甘いKissを 番外編
第4章 独り占め記念日
すると、ほんのわずか間をおいて、僕の胸に顔を伏せて彼女が細く笑った。
フフッ……。
そして、再びゆっくりと僕を見上げて、ニッコリと微笑む。
「仲良くしたい?」
言われて僕は、少し腕を緩めて視線を落とす。
「だって、ナッちゃんを一日中独占出来るの、久しぶりだし……」
言葉尻を濁した僕の頬を、彼女の細い手がそっと包んで、再び細く笑う。
そして、
「じゃあ、冠くんもお休み取ってくれる?」
「いいの?」
自分でも頬が上気するのが分かるくらい、嬉しかった。
その嬉しさのままに向けた僕の視線の向こうで、彼女が再び細く笑う。
「じゃ、その日は久しぶりにデートしようか」
うん。
思いっきり頷いた僕は、キュッと彼女を抱きしめた。
フフッ……。
そして、再びゆっくりと僕を見上げて、ニッコリと微笑む。
「仲良くしたい?」
言われて僕は、少し腕を緩めて視線を落とす。
「だって、ナッちゃんを一日中独占出来るの、久しぶりだし……」
言葉尻を濁した僕の頬を、彼女の細い手がそっと包んで、再び細く笑う。
そして、
「じゃあ、冠くんもお休み取ってくれる?」
「いいの?」
自分でも頬が上気するのが分かるくらい、嬉しかった。
その嬉しさのままに向けた僕の視線の向こうで、彼女が再び細く笑う。
「じゃ、その日は久しぶりにデートしようか」
うん。
思いっきり頷いた僕は、キュッと彼女を抱きしめた。