この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Good morning, shocking pink.
第2章 乱暴な人

「飲め」
とろりとした白いミルクを口の中でもて余していた私に、彼はそう言った。
男性の体液を飲み込むなんて、ついさっきまでの私なら抵抗があったはずだ。
しかし、私を乱暴に愛し、快楽をもたらしてくれるこの人のなら―――私は喉を鳴らして飲み下した。
すると彼は満足そうに唇の端を吊り上げ、顎を上げて私を見下ろした。
笑ってくれた。
そう理解するのに二秒程時間を要してしまった。
大好き。私は出逢ったばかりのこの人がたまらなく愛しい。

