パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第31章 離さないでよ……

「もう、葉瑠を置いてったりなんてしないよ」
うんよかった。

もしも……手が離れたらその時は振り返ってね。


私…どこまでも鏡也君を追い掛けるから…


───///
今思うと、出逢った時からお互い惹かれてた…

最初からいけない恋だとわかってたのに…
止められなくて

それは無意識についた私の〝嘘〟から始まって

それからは…私の心と躰に深く入り込んだ。



恋人がいるのに最低な自分。

たくさん悩んでたくさん泣いて
何度も忘れようとしたのに出来なくて…


でもよかった。鏡也君を信じて

恋人を傷付けてまで手に入れた本物の恋



みんなに助けられて漸くここまで来た。

まだまだこれからだけど、これからは鏡也君とふたり…

もう決して離れない。


「葉瑠…もう絶対離さないから」
「私だって」



『秘密のキスは蜜の味』


…………完…………