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秘密のキスは蜜の味【完結】
第31章 離さないでよ……

ガバッ……勢いよく鏡也君に抱きついちゃった。

「うれしい、よ」グスッ、ウッ……凄く凄く嬉しい。

気に入ってくれた?─コクコク!

すげ~かわいいでしょ?─うん可愛い!…コクン


東京に戻った時はもっといいやつ買ってやるから、今はこれで我慢してな!……


もうこれで充分だよ。

…もうっ鏡也君は、どれだけ私を驚かすの?


ありがとう!鏡也君…

「大…好き……グスン」うんうん。よかった。


突然で驚いたけど鏡也君の言葉や行動が嬉しくて…
また泣けてきちゃう!

グスッ、グスン……

「葉瑠泣きすぎ」

だって……

鏡也君がカッコいいことばっかりするから。
ダメそんなに泣かしたら…

……クスッ、ごめんごめん。
「でも俺、泣いてる葉瑠も好きだよ」

ほらっ顔上げて……

鏡也君の背中に手を廻し顔を上げると、やっぱり私の涙を指で拭ってくれるの‼

クスッ「かわい」
「ん~ん。可愛くない……ムッ」

クスッ、いや俺にはめちゃくちゃ可愛いよ。

じっと眼を見て視線を外さない…お互いに吸い込まれるように自然に唇が触れあった!


暫くそのまま抱き合って星空を眺めていた!

「いろいろあったな」
鏡也君はボソッっと呟くように言った!

ほんと!まさかこんな遠いとこで暮らすことになるなんて夢にも想わなかったね。


「俺達、ずいぶん回り道しちゃったな」

そうだねでも…これからはずっと二人でしょ?
時々は回り道するのもいいんじゃない?

だって私、鏡也君とゆっくり手を繋いで歩きたいから…

だから置いてかないでね!

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