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秘密のキスは蜜の味【完結】
第8章 もう一度好きって言って
♪…♪…♪…♪…♪…
ホームでは既に電車が停車中。

もうすぐ電車が出る時間だ!


葉瑠は…だんだん口数が少なくなってきた。
「葉瑠?…どした?」

寂しくなっちゃったんだろ!


葉瑠を柱の影に引っ張って俺の身体で隠した。

「えっ…?なに?」

チュッ。葉瑠は…ビックリして固まってる!


ふふっ。「怒る?」
「……ううん」首を振って……嬉しいょ……って!


葉瑠!────ギュッ。

真っ赤になってそんなこと言うから…思わず抱き締めちゃったじゃんか。


「葉瑠…泣かないで!今度どっか遊びに行こ。考えといて…」

眼が潤んで泣きそうだ!涙が溜まってる!

「うん……うん…」


「ウッ…ほら鏡也君が好きとか言わせるから、我慢出来なくなっちゃったじゃない…」

ウッ…ウッ…

「葉瑠…」駄目だ!こんな姿見たら帰せない。


葉瑠を抱き締めようと手を伸ばした!

「葉瑠…ずっと俺の……」

♪♪~♪♪~♪♪♪
その時発車のベルが鳴った。

あっ?──
「鏡也君…もう行かなきゃ」

俺の手から荷物を取って素早く電車に乗り込んでしまった。

「あっ!葉瑠…寂しくなったらメールして、夜中になっても電話するから‼ わかった?」

「うん。」

ドアが閉まる寸前……

「鏡也君…また来るから…!」


プシュー。

葉瑠………うん。待ってるよ………

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