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秘密のキスは蜜の味【完結】
第1章 第1部…嘘ついちゃった
「もしもし‼英美ちゃん。駅には19時頃に着くから」
「了解。気を付けて来てね!」
/*☆〝♪*:*:・'°☆
〝葉瑠…私ね?真司と籍入れたんだ〟
「キャーうそっ♪おめでと~。で式はいつ…?」
卒業して地元を離れた幼馴染みの英美(えみ)ちゃん
入籍の連絡が来たのは今から1か月前だった。
「……それがさぁ今、真司の仕事が忙しくて!式は仕事が落ち着いてから挙げる事にしたんだ‼ だからとりあえず入籍だけっ 」
「そうなの?…じゃ~お祝いだけでも先に送るよ…何か欲しい物とかない?」
「そうね~っ。考えてまた連絡するよ」
「それよりね?こっちの友達がお祝いにパーティーしてくれるって言っててさぁ!」
「 葉瑠(はる)も来ない? 久しぶりに会いたいし日程が決まったら連絡するから予定空けといてよ」
パーティー?…
そっか、仲良しの英美ちゃんのお祝いだもの何とか都合つけて行きたいな!
たまに会うことはあっても、いつも仕事の合間でゆっくり出来ないし
私も会いたい……
「うん…わかった。私も英美ちゃんと真司君に会いたいから何とかするね!じゃ日にちが決まったら連絡して!!」
「但しその時は仕事抜きだからね」
うん。わかってます!
そうか英美ちゃんも結婚か~。
年下の彼だからまだまだなんて言ってたけど、真司くんと英美ちゃんならきっと楽しい家庭になるね!