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秘密のキスは蜜の味【完結】
第10章 ダメ…離さない!

「久美ちゃんなのか?」────?────

何を言い出すかと思ったら…
「はぁ?──んなわけね~だろ」

「じゃ~誰だよ。そのへんにいる野良猫か?」

野良猫じゃね~よ。

あんな可愛い野良がどこにいんだよ~


「お前の答え次第で俺にも考えがある」

なんだよそれ?
ヒロちゃんはじっと俺の返事を待っている。

あ~もうっどうしても聞き出したいのか!


はぁ~しょうがね~ごめんな葉瑠……

「──葉瑠だよ!いろいろあって部屋に泊めた」


「はっ?どうなってんだよ」


「昨日店を出たあと久美が追い掛けて来て……その~キスされたんだ…でそれを葉瑠に見られて─」

「それを見て葉瑠が逃げ出したから捜しだして説明してたら乗り遅れちゃって……」


「はぁ~何やってんだか」
はぃごもっともです!


「英美ちゃんに言うと………その……面倒だから帰ったことにしてここに泊めた!」

まさかヒロちゃん帰ってくるとは思わなくて……


結局全部白状する事になっちゃって! ガクッ……

「ヒロちゃん俺ここ出なきゃダメだよな?……」


?ヒロちゃん?─俺の話聞いてる?

「そうか葉瑠ちゃんだったか。そうか……」

おい何考えてんだよ!

「葉瑠ちゃん可愛い声─出すんだな?」

はあ? おい想像してんじゃね~だろうな!

「バーカ、するか!」
「仕事行かね~のか?時間だぞ」

へっ?ヤバッ。

「行くけど、絶対葉瑠をオカズにはすんなよ?」


ヒロちゃん分かった? 返事しろよ!

「はぃはぃ。行ってらっしゃ~い」
あ~くそっ!

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