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秘密のキスは蜜の味【完結】
第3章 ごめんね…すぐに忘れるから
祐輔は腰が砕けるほど強く打ち付けてくる。
パンッ、パンッパンッ
時々、大きく円を描くようにグラインドさせて突き上げられると身体がビクビクと跳ねる。
「あっ、んっ~」
ふたりの身体中に汗が滲み身体が熱い──
「はるっ! もうイクごめん…っ…!出るっはぁ」
祐輔、待ってまだ───!
「ンンッ!」
祐輔は私のお腹に熱い飛沫を吐き出した─
「はぁはぁ…はるぅ~‼好きだよ。」
「待ってて─」
私の身体に掛かった白濁の液をティッシュで優しく拭いて、髪を撫で愛しそうに頬を擦り合わせてくれる優しい彼
「………葉瑠、凄く良かったよ」
ぅん
でもね………祐輔……
わたし今日もイケなかったよ……
祐輔とのセックスの相性が悪いのか私の感度が悪いのか!?
祐輔とは付き合って4年になるけど、私は気持ちいいままイケたことがあまりない。
タイミングが合わないって言うか──
祐輔の愛撫には濡れるんだけど、スッと冷めちゃって挿入の時は痛みさえする時がある……なんでかな!
***
当時高3の私はバイト先でひとつ上の大学生だった祐輔と知り合った。
凄くカッコよくて優しくてとっても頼りになる祐輔の告白が嬉しくて!
初体験の痛さも祐輔だから嬉しかった。
だんだんよくなるんだと思ってたけど……
私は祐輔ひとりしか経験がないからよく分からないんだけど─
何年たっても友達から聞くセックスの気持ち良さってのは理解出来ずにいた。