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秘密のキスは蜜の味【完結】
第14章 ふたりの休日②…jealousy

二人でお参りを済ませた後…

「葉瑠、なんてお願いしたの?」
「だ~め教えないよ」

「ふ~ん。ま~わかってるからいいけど…どうせ俺の事だろ?」

それはそうなんだけど、ダメ内緒だよ!
教えちゃったら叶わないような気がしない?

「じゃ鏡也君は?」

「俺?俺はね…」って耳元で……コソコソ。

(葉瑠がもっと俺を欲しがりますように)……なんて言うんだもん。

もうっ。

「葉瑠なんか食べる?たこ焼きあるぞ」
「もう食べれないよ」

境内を抜けた通りには屋台も沢山出ていてお祭りみたいに賑わってる。

さっき洋子さんがくれたお節を食べたから見るだけでいいよ。

自動販売機でコーヒーを1本だけ買って二人で分け合って飲んでいると─

「鏡也さん」
んっ?名前を呼ばれて鏡也君が振り返った。

そこには小柄でショートカットのよく似合う可愛らしい女性が立っていた。

「おうっ。なんだ来てたのか?」

鏡也君が声を掛けながらその女性に近付いて行く。

誰だろ?─その女性は私と目が合うとニッコリ笑い会釈してくれた。

あっこんにちは!ペコ─


鏡也君はその人と一言二言話した後、振り返って私を手招きする。
「葉瑠おいで」

あっはいはい。

「紹介するよ。こいつ─遠藤」えっ?

遠藤さんて!…女性だったの?
てっきり男の人だと思ってたよ。

「遠藤…俺の彼女」

「葉瑠さんでしょ?知ってますよ。散々のろけ話聞かされたんだから」

あっそうなの?
嬉しいけど、なんだか恥ずかしい!

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