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秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…

そのうち鏡也君はショーツの中に手を入れようと動かしてきた!

ヤダだめ!

身体を捻って抵抗しようとするけど鏡也君の片足が邪魔して逃げられない!

手がゆっくりと茂みを掻き分け奥へと進んでいく!

〝やめて〟って言いたいのに唇を塞がれて声を出すことも出来なくて……

「んっ…っん、んっ…はぁっ」

やだダメ触っちゃ!

クチュ……クチャクチャクチャクチャ──あぁ~だめぇ!

「葉瑠…嫌なんだろ?なんでこんなに濡れてんの」


「………しら…なぃ」
顔を背けて答えたのに!

クチャクチャ、クチャクチャ

「あっ、あぁ~やぁ~」

「葉瑠は…俺と別れたいの?」

私の秘部を指でなぞりながら切なそうに聞いてくる!

クチュ…クチュクチュ

「葉瑠…答えて!俺を見ろ」


「…………」
強く言われて顔をあげると……

「ねぇはるぅ…別れたいの?」
今度は優しく囁いて……


急に指を私の秘部に押し込んできた。

ツプッ……「うっ。……はぁだめぇ」

グチョグチョグチュ──

指を出し入れされて答えたくても吐息が洩れて声にならない!


「あぁうっ、はぁぁんっ」

「葉瑠…どうなの?別れたいの?」


「……だって…鏡也君は、私じゃなくても『俺は葉瑠じゃなきゃダメって何度も言ってるよ』

「そんなに信用できない?」

だってだって!

鏡也君は私の中から指を抜いてギュッって抱き締めてきた。

「俺はいつだって葉瑠しか見てないのに、何でわかんないんだよ」

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