この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…
グスッ…グスッ…
「じゃ、なんでよ!なんで遠藤さんを部屋に入れちゃうの?私が来ないからいいって思った?」
「はる……」
「黙ってたら分かんないって思ったの?」
ヤダ──そんなのヤダよ!
「私…が、彼女…なのに、ヒックッ…私が近くに、いないからって…なんで…遠藤さんに頼っちゃうの?ヒックッ…ヒックッ…」
「違うよ!それは違う。あの時は遠藤が突然来たんだよ。葉瑠の代わりに遠藤に頼った訳じゃないから」
「……ヤダ…ヤダヨ……離して…ヒック」
ギュッ……
「葉瑠…ほんとごめん。俺がちゃんと断らなかったから葉瑠にまた嫌な思いさせて」
「ごめん。ごめん」
何度も何度も鏡也君は私に謝ってくる。
「葉瑠…遠藤とは、ほんと何でもないから、これだけは信じて!」
ヒック…ヒック…
「葉瑠頼むから。。。ちゃんと俺の話しを聞いて!不安な事があったら一人で考えてないで俺に聞けよ。疚しい事なんか何も無いんだよ……」
「…………!」
「信じてくれよ!」
【疚しい事なんか何も無いから】
鏡也君の腕の中で力が抜けていくのがわかる。
「葉瑠を愛してんだよ!俺から離れようとするな」
私の涙を唇で拭うとそう囁いた…
鏡也君の言葉にキュン…ってした!
「……………きょう…や、くん」
「俺に聞きたいことたくさんあるんだろ?ちゃんと聞けよ。もっともっと言いたいこと全部言え」
「葉瑠が納得するまでちゃんと説明するから」
「じゃ、なんでよ!なんで遠藤さんを部屋に入れちゃうの?私が来ないからいいって思った?」
「はる……」
「黙ってたら分かんないって思ったの?」
ヤダ──そんなのヤダよ!
「私…が、彼女…なのに、ヒックッ…私が近くに、いないからって…なんで…遠藤さんに頼っちゃうの?ヒックッ…ヒックッ…」
「違うよ!それは違う。あの時は遠藤が突然来たんだよ。葉瑠の代わりに遠藤に頼った訳じゃないから」
「……ヤダ…ヤダヨ……離して…ヒック」
ギュッ……
「葉瑠…ほんとごめん。俺がちゃんと断らなかったから葉瑠にまた嫌な思いさせて」
「ごめん。ごめん」
何度も何度も鏡也君は私に謝ってくる。
「葉瑠…遠藤とは、ほんと何でもないから、これだけは信じて!」
ヒック…ヒック…
「葉瑠頼むから。。。ちゃんと俺の話しを聞いて!不安な事があったら一人で考えてないで俺に聞けよ。疚しい事なんか何も無いんだよ……」
「…………!」
「信じてくれよ!」
【疚しい事なんか何も無いから】
鏡也君の腕の中で力が抜けていくのがわかる。
「葉瑠を愛してんだよ!俺から離れようとするな」
私の涙を唇で拭うとそう囁いた…
鏡也君の言葉にキュン…ってした!
「……………きょう…や、くん」
「俺に聞きたいことたくさんあるんだろ?ちゃんと聞けよ。もっともっと言いたいこと全部言え」
「葉瑠が納得するまでちゃんと説明するから」