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秘密のキスは蜜の味【完結】
第16章 切なくて…恋しくて…
葉瑠は手を握り直すと、眼を瞑り顎を上げた。
官能の世界に浸ってるのか?
頭がフラフラと揺れてきた──!
「葉瑠…大丈夫か?」
俺の言葉にうっすらと眼をあけ頷いた。
うふっ
「んっ気持ち良くて、飛んでちゃうとこだった」
そんなに気持ち良かった?
「うん。とっても」そっか!
葉瑠を抱き寄せるとクルリと体勢を入れ替える!
キスをしようと近づくと…首に手を廻し舌を差し出してきた‼
クスッ…舌先を延ばしツツキ合っては絡ませる。
舌を舐め合いながらゆっくり律動を再開する……
しっかりと抱き合ってディープなキスに没頭する!
足りなくなって腰が砕けるほどに打ち付けた。
「ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ、」
「あっ~葉瑠…葉瑠…はるぅ」
パンパン…パンパン──パンパンパンパン
「ぁっ、ぁっ、んっ…ンッ」
「ンッンッンッンッンッ」
「きょぅゃ、きょぅ…ゃぁ」
「はるぅ、イクよ、いい?…イクヨ」コクコク
イク、イク んあっ ズポッ……ピュー ハァハァ、ハァ、ハァ
ギリギリまで踏ん張って葉瑠の腹の上に白濁の欲を吐き出した!
はぁはぁ…はぁ…はぁ…んぁ、はぁ…
ぐったりと放心する葉瑠の身体を拭いて、俺もベッドに崩れ落ちた!
「葉瑠…可愛かったよ」
抱き寄せて頬ずり……
チュッ。
「鏡也くぅん」んっ?
ギュッ。葉瑠が抱きついてきた。
「はぁ…大丈夫?」
「ハァハァ…うん…大丈夫」
心地いい脱力感だ。