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秘密のキスは蜜の味【完結】
第17章 心配でたまらない
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葉瑠は俺の身体を心配してダメって言うけど……
このままじゃ先が見えないだろ?
葉瑠はいろいろとやらかしてくれるから……
すげ~心配なんだけど。
実家暮らしだから安心してたけど……夕べみたいな事があるとな─
何年も付き合ってんなら結婚とかって言えるけど、俺らはまだまだ始まったばっかだし──
簡単に仕事を辞めて俺に付いて来いなんて言えねぇじゃん。
いずれそうなったらいいとは思ってるけど、
まだやっぱ早すぎだよな?
「………おい、大丈夫か?」
はぁ~!
「……鏡也!」へっ?──
「一人でブツブツ言ってどうした、悩み事か?」
「あっ、いや、なんでもない」
ヒロちゃんとこで飯を食った後、何となく昨日の会話を思い出して一人言……
「葉瑠ちゃんとこでなんかあったのか?」
あったと言ったらあるし、無かったと言えばないし
「なんだそりゃ」うん!
「なぁヒロちゃん─やっぱりムリかな?」
「なにが?」
俺が遠距離通勤って……
「はあ?……そんなこと考えてたのか?ムリだな」
でもさ?
「お前には絶対ムリ」
そんな断定しなくてもよくね!
「あせるな、まだ先は長いぞ」
お前が焦って動くとろくなことになんねぇ~よ
じっくり温めてから動け。……って
そうだけどさぁ~!
う~ん。はぁ~ダメだ。なんも浮かばねぇ
「ものにはタイミングってもんがあるんだから早まるな」
タイミングねぇ……
葉瑠は俺の身体を心配してダメって言うけど……
このままじゃ先が見えないだろ?
葉瑠はいろいろとやらかしてくれるから……
すげ~心配なんだけど。
実家暮らしだから安心してたけど……夕べみたいな事があるとな─
何年も付き合ってんなら結婚とかって言えるけど、俺らはまだまだ始まったばっかだし──
簡単に仕事を辞めて俺に付いて来いなんて言えねぇじゃん。
いずれそうなったらいいとは思ってるけど、
まだやっぱ早すぎだよな?
「………おい、大丈夫か?」
はぁ~!
「……鏡也!」へっ?──
「一人でブツブツ言ってどうした、悩み事か?」
「あっ、いや、なんでもない」
ヒロちゃんとこで飯を食った後、何となく昨日の会話を思い出して一人言……
「葉瑠ちゃんとこでなんかあったのか?」
あったと言ったらあるし、無かったと言えばないし
「なんだそりゃ」うん!
「なぁヒロちゃん─やっぱりムリかな?」
「なにが?」
俺が遠距離通勤って……
「はあ?……そんなこと考えてたのか?ムリだな」
でもさ?
「お前には絶対ムリ」
そんな断定しなくてもよくね!
「あせるな、まだ先は長いぞ」
お前が焦って動くとろくなことになんねぇ~よ
じっくり温めてから動け。……って
そうだけどさぁ~!
う~ん。はぁ~ダメだ。なんも浮かばねぇ
「ものにはタイミングってもんがあるんだから早まるな」
タイミングねぇ……