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秘密のキスは蜜の味【完結】
第17章 心配でたまらない
─────
「葉瑠はまだ寝てな」

「起きるょ」ゴシゴシ
やだよ~布団の中から見送るなんて。

あれから色々考えてたら益々眠れなくなって、漸くウトウトし始めたらアラームが鳴るし……

布団から出ようとするのに身体が動かない!

それでさっきの鏡也君の言葉…


しっかりしなきゃって思った矢先に……こんなんじゃダメだね。

「葉瑠?もう行くよ!じゃあな」

えっ?あっだめ!
鏡也君の言葉でパッと目が覚めた。

「やだ待って……」へっ?……クスクス

「やっと起きたか」
あれ?鏡也君まだ着替えてないし─

「そうでも言わなきゃ起きないだろ?」

「葉瑠は独り暮らしは出来ないな」

んっー!なんでよ出来るよ~。

鍵は掛け忘れるし、朝は起きれないし誰かが居ないと心配でたまらないんだって──

そこまで言わなくても良くない?

それは……そうなったらちゃんと出来るよ。きっと

「花嫁修行だと思ってちゃんとしろよ」

えっ……どういう意味?
「あの~鏡也君?」

「あっもうこんな時間だ支度するよ」あっうん。


「ご飯すぐ用意するから待ってて。」

慌ててキッチンまで行き簡単な朝食を用意した!


───///
「あ~旨かった!葉瑠……また作ってな」

「さっもう行くけど」あっ……うん。

「行ってきます。先に行くけど遅刻すんなよ」
「うん。大丈夫……行ってらっしゃい」

玄関で鏡也君をお見送り。

鏡也君は『帰る』とは言わなかった。
帰るって言われたらきっと寂しくなってたな。

ありがと!鏡也君。

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