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秘密のキスは蜜の味【完結】
第20章 話し聞いてよ!

暫く葉瑠の上で余韻に浸り呼吸を整えていた!

「葉瑠ごめん!…ハァ…激しくしすぎた」

ハァハァ…

ブンブン!
「ううん…いいの…ハァ、ハァ、嬉しかった」

そう言って首に抱きついてくる。。。。

ハァハァ…

俺も嬉しいよ!


「ねぇ葉瑠…あの、さっきの……会社辞めて俺んとこ来るって…ほんとに来る?」

葉瑠はさっきはそう言ったけど、あの時は気持ちが昂って咄嗟に口に出しただけかもしれない!

ちゃんと確認しとかなきゃ!

「うん。行きたい…けど!ダメだった?」

葉瑠は不安そうな顔で俺の返事を待っている。

ごめん違うよ!
確認しときたかっただけ……

「仕事の邪魔にならない?」

邪魔になんてなるわけないだろ?俺はずっと葉瑠と一緒にいたいって思ってたんだから。

「良かった!」
おんなじ想いが嬉しくて顔を寄せあって喜び合う。

「お父さん許してくれるかな?」

そうだな…何て言われるか分からないけど二人の想いを伝えるしかないよ。

葉瑠は一点を見つめたままは不安そうな顔だ。

「大丈夫だよ。そんな顔しない…ほらっ笑って」

コチョコチョ 「キャッ、やだ…キャハハハ」
葉瑠…シー静かに!

「ハァ、ハァ、もうっ」
ごめんごめん。大丈夫だから葉瑠は笑ってな!

何か作戦があるわけでもないけど、俺が堂々としてなきゃ葉瑠が不安になる。

どうなるか正直分からないけど根気強く気持ちを伝えるだけだ。

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