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秘密のキスは蜜の味【完結】
第5章 どうしようもなく君が好き

……瑠…はるぅ! うぅっ…ん?

─はっ──る? ─はる ちゃ─ん─?

チュッ!レロレロ ‼ んっ……あっ気持ちい‼

アッン…………??……えっ?………

パチッ。

何してんの鏡也君!眼を開けると私の胸を舐めている鏡也君と眼が合った!

あっ!「おはよ‼ 葉瑠なかなか起きないから」

クスッそろそろ起きよっか!…チェックアウトの時間

だからって───!

「病み上がりなのに激しくし過ぎたねよく寝てた」

そんな事言わないで……恥ずかしくて布団を被ると鏡也君は布団の上に覆い被さってくる。

「すっげぇ可愛かった!」


んっもう鏡也君のバカ‼ 「クスックスッ!」

「葉瑠…顔見せて」
「イヤ」

「葉瑠…お願い」
「鏡也君……いじわる」

「ごめんって。葉瑠?機嫌直して…」

むぅ…渋々顔を出すと優しいキスが落ちてくる。

「かわいい…葉瑠」


****
急いで身支度を整え部屋を出ようとすると腕を捕まれ唇を塞がれた!んっんっ──チュッ!


「あ~ダメだ‼ 止まんなくなる!」
鏡也君がギュッと抱きしめるから、私も抱きしめ返しちゃった‼

「葉瑠…? これっきりじゃないから!また近いうちに会お?約束して?」
真面目な顔してそんなこと言うんだから……

背中に廻した手でスーツの後ろをギュッと握る。

「うん」 コクコク
鏡也君の胸に顔を埋めて私は何度も頷いた!


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