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第21章 これってサプライズ？

全然離してくれないから苦しくなって口を開けるとすぐに舌が入ってくる。


「ほらっ…舌出して」
んっんっ、はぁはぁ待って……少しだけ舌を出すと鏡也君の唇で挟まれて吸い付かれる。

「んっっんっあっっ」
枕に顔をうずめて必死に耐えてるのに振り向かされてキスされる！

もう頭の中は真っ白で、…こんなに激しくて

もうダメ……意識がどこかへ飛んでっちゃう！

「ハアァ…ンッハァハァ」
ようやく唇が解放されて大きく深呼吸。


弾む呼吸を整えようとしてんのに、すぐに鏡也君に上向きにされて真上から顔を見つめてくる。

ｸｽｯ、「あぁ～もう、葉瑠は……」

な～に？わたし何も……！


鏡也君が私の頬に手を延ばしてきた！

「葉瑠が可愛すぎて壊しちゃうかも…」

〝だめぇ、もう許して〟

言葉に出して言いたいのに息が弾んで声に出なくて……何とか分かってもらおうと手を延ばした。

「んっ？ほしいの？」

ちがっ！ そうじゃなくて……

「まだあげないよ」だから違うの。待って…

私は両手を取られて押さえられた……

なにするの？……鏡也君に首筋を舐められて思わず首を竦めた。

すると今度は耳の中に熱い息を吹き掛けられる。

「あっやぁ～ぁ」

「今日の葉瑠は全身が敏感だね」

耳元で囁かれてまた震えちゃう！


耳を舐められて舌でツツかれて、クチャクチャと卑猥な音がすぐ横で聞こえてきてゾクゾクする。

鏡也君の舌はそのまま鎖骨へ下りて胸元へ。。。

その間にも脇腹から太ももを指で撫でられて、身体は小刻みに震え続けた。