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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
─昨日──?─運動……?
………思い出した!昨日、私ったら…散々鏡也君にイカされて、おまけに…あんな事まで見せちゃって…
昨日の醜態を思いだし顔が一気に熱くなった。
すると私の耳元で囁いてくる。
「夕べの葉瑠…凄かったな。敏感過ぎてよがり捲ってて、めっちゃエロかったよ」
「ちょっと鏡也君のバカ」ドスッ。
私を見てニヤニヤしてるから鏡也君の顔目掛けて枕を投げ付けてやった。
分かってるから…いちいち言わなくても
プイッ
鏡也君に背中を向けると、私の後ろに片肘付いて寝転んできた!
背中にピッタリくっ付いて肩を撫でたり首筋にキスしたりして遊んでる。
ツンツン、プニプニ、
「は~る。からかってるんじゃないよ」ツンツン
「あんな姿を見れるのは俺だけって思ったらさぁ…嬉しいんだよ」
上手いこと言っちゃって!
「こっち向いて」
だめ。恥ずかしすぎて顔なんて見せられない。
鏡也君はクスクス笑いながら私の肩にキスして、お腹に手を廻してくる…
このままだったらまた鏡也君のペースになっちゃう……
「えっと…私…シャワー浴びてくる」
散らばった洋服をかき集めシャワーに行こう立ち上がると…ガクン「キャッ」あっ!
クスクス「どうしたの?」
私の横に屈んで白々しく聞いてくるんだから。
あん~もうっ!
「鏡也くん、助けて下さい!」
「何を助けるの?」クスクス
脚に力が入らないって分かってるくせに!
いじわる。