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秘密のキスは蜜の味【完結】
第21章 これってサプライズ?
*****
カチャカチャ……遠くで音がする。
眼を開けようとするのに瞼が重くて…身体を捻ろうとするんだけど鉛のように重くて動かせない。
何故だか金縛りにあったように動かなくて……
カチャ。
んっ?…誰かが部屋に入って来た?
……ギシッ…誰?
寝ている私の隣が沈んで……すぐ横に人の気配……
誰かが顔を覗き込んでる……
静かな吐息と息づかいが僅かに聞こえてきて、誰かの息が私の顔に掛かった。
やだ…誰?、怖い。
すると今度は私の唇に柔らかな感触。
えっ?ダメ私に触らないで…チュッ。チュッ。
リップ音を鳴らし身体中に何かが這っていく。
動かない身体に少しひんやりとしたその何かが触れる度に身体が奮えた。
やだ……怖いよ。やめて。
鏡也君助けて!「ぐっ、んっ…グスッ」
「ん?…は、るぅ……」ヤダヤダ、止めて。
「きょ、うや、くん…助け、てぇ、グスッ」
「はる、葉瑠…どした?葉瑠」グスッ
えっ?……名前を呼ばれて急に意識がクリアになって…
魔法が解けたみたいに身体が軽くなった!
ゆっくり眼を開けると…きょうや、くぅん…だったの?
目尻から涙が一粒流れて落ちた。
「どした?怖い夢みたの?」
さっきまで身体が全然動かなかったのに……なんだったの?
「身体が動かなくて…怖かった。グスッ」
クスッ。そっか。
頬を優しく撫でてくれるから、それだけで安心する。
「昨日いっぱい運動したから疲れちゃたんだよ」
鏡也君はそう言って私の涙を指で拭って頭を撫でてくれた!
カチャカチャ……遠くで音がする。
眼を開けようとするのに瞼が重くて…身体を捻ろうとするんだけど鉛のように重くて動かせない。
何故だか金縛りにあったように動かなくて……
カチャ。
んっ?…誰かが部屋に入って来た?
……ギシッ…誰?
寝ている私の隣が沈んで……すぐ横に人の気配……
誰かが顔を覗き込んでる……
静かな吐息と息づかいが僅かに聞こえてきて、誰かの息が私の顔に掛かった。
やだ…誰?、怖い。
すると今度は私の唇に柔らかな感触。
えっ?ダメ私に触らないで…チュッ。チュッ。
リップ音を鳴らし身体中に何かが這っていく。
動かない身体に少しひんやりとしたその何かが触れる度に身体が奮えた。
やだ……怖いよ。やめて。
鏡也君助けて!「ぐっ、んっ…グスッ」
「ん?…は、るぅ……」ヤダヤダ、止めて。
「きょ、うや、くん…助け、てぇ、グスッ」
「はる、葉瑠…どした?葉瑠」グスッ
えっ?……名前を呼ばれて急に意識がクリアになって…
魔法が解けたみたいに身体が軽くなった!
ゆっくり眼を開けると…きょうや、くぅん…だったの?
目尻から涙が一粒流れて落ちた。
「どした?怖い夢みたの?」
さっきまで身体が全然動かなかったのに……なんだったの?
「身体が動かなくて…怖かった。グスッ」
クスッ。そっか。
頬を優しく撫でてくれるから、それだけで安心する。
「昨日いっぱい運動したから疲れちゃたんだよ」
鏡也君はそう言って私の涙を指で拭って頭を撫でてくれた!