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秘密のキスは蜜の味【完結】
第23章 愛くるしい君

もう許してほしいって思うのに…
でも、もっとって思っちゃう。

もうわけが分かんない。

身体がおかしくなって自分の身体じゃないみたい。


「グスッ……」
「ん?葉瑠…え、どした?嫌だった?」

鏡也君は動きを止めて顔を見上げる。
ブンブン……違うの!

何かわかんないけど勝手に涙が溢れてくるの。

鏡也君が私を抱きしめてくれる。
「どした…」

「私、今日、変なの?……」
鏡也君がこんなに近くにいるのに足りないの。

もっともっとくっ付きたくて切なくなって……
んっ…なんでか分かんない!

こんなにイヤらしい声いっぱい出して
鏡也君の前なのに……恥ずかしくて堪んない。

「あんなビデオ見たからだよ」グスッ…

クスッ…「そっかそっか」ヨシヨシ
私の感情が分かるの?

恥ずかしくないよ…って
背中をさすってくれる。

「俺の前だからいいんだよ」

素直に感じてほしいから。
こんなの見せられるのは俺だけって言っただろ?

コクン。クスッ、だからいいんだよ!って……


鏡也君はビデオのスイッチを切り、髪を撫でて強く強く抱きしめてくれた。

ごめんね!グスッ…
変なこと言って……

「葉瑠…愛してるよ」
グスッ…うんわかってる。

「私も、鏡也君のこと……」


「俺のこと……なに?教えて」

「愛してる」凄くすごく……愛してるの」
「うん」

「もう泣くな」コクン

指で顎を上げられ顔を覗き込むと、
すぐに唇を塞がれた。

顔中に鏡也君のキスが降り注ぐ

「ビデオの刺激は俺達にはいらなかったな」

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