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秘密のキスは蜜の味【完結】
第6章 ダメなのに惹かれてく

クチュクチュ。「んっ。」

くちづけの音に気持ちが急いて息が弾む…唾液が口端から漏れ顎を伝い垂れていった‼

「はぁ…余裕がない、葉瑠が欲しい」

私は無言で首に手を添え強く引き寄せた!

「鏡也くん…」

んっ……あぁ…お互い眼を見つめたまま舌を突きだし角度を変えては絡ませ合った。

たまに軽く吸いあげられて蕩けてく─


「葉瑠…はぁ…こんなに俺を狂わして」

アァ…ハァ…ハァ…息が弾み呼吸が自然と荒くなり力が抜けていく。


熱い吐息の合間にくちづけを交わし、ふたりでベッドになだれ込んだ─


急いた鏡也君にスカートを捲られショーツとブラウスを一気に脱がされた……

「ちょっ、待って」

「ダメ、待てない」

ブラの肩紐を下ろし片方だけズラすと胸を掴んで掬い出す!スカートは捲られたまま見えそうで見えない微妙な位置!


「あぁ~葉瑠…すっごくエロい、興奮する」

鏡也君はシャツを脱ぎ捨てベルトに手をかけた。


下半身を密着させて私の太股に擦り付けてくる。

「キスしかしてないのに葉瑠にこんなに興奮してる。分かる?」

私だって興奮してる‼ 身体か疼いて仕方がない!

「葉瑠も俺を欲しがって」

「……きょうやくっ私…」

私だって鏡也君が欲しいって想ってる。

キスが欲しくて首に手を回すとクスッって笑って優しいキスをしてくれる!

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