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第29章 私たちの場所

「葉瑠…顔上げて」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
俺の胸に顔を付けたまま動かないから無理やり頬を包んで向き合った。

ｸｽｯ…「笑わない、でょ」うんごめんごめん…
真っ赤になってる葉瑠が可愛いくて。

ｸｽｯ…ﾁｭｯ、……ﾁｭｯ、……ｸｽｯ…

「……！？ぁっ、はるぅ」
散々焦らされてもう我慢出来なくなったんだな！
葉瑠は下着の上から俺のアソコに手を延ばしてきた。

暫く黙って葉瑠を眺めてたけど何度も上下に擦られて…うっ……このままじゃヤバい。

もうソコは充分にそれと分かるほど大きく下着を押し上げてる。

自分の下着を脱ぎ捨て葉瑠の前にさらけ出す……

すると…すぐに葉瑠の手が被さって先端を指で撫で始めた。
「うっ……はるっ」

力加減が絶妙で気を抜くと俺なんか簡単にイカされちゃう─

「葉瑠？……もう俺、……うっ、…葉瑠…？」
そんなことしたら……

根元から窪みを片手で擦りながら俺の先端を舌先で転がし始めた。

あ～すげ～ヤらしいな！

俺の弱い所を的確に捉えてジワジワ攻め立てるんだ、すっかり形勢逆転された俺は葉瑠の好きなように弄ばれる。

込み上げる射精感をなんとか逃しながら…葉瑠をもっと見たくて顔に掛かる髪を背中に流し首を傾げて見下ろした。

すると…俺の視線に気付いたんだろ、口を窄ませ遠慮がちに頭を振ってた葉瑠が俺を見上げた。

「………っん～んっ！」ん？なに？

口が塞がってるから何言ってるか分かんないよ。

ｸﾌﾟｯ─「…ﾊｧ、そんな、見ないで」

ｸｽｯ……あ～そう言うことか！
「いいじゃん見たって」