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秘密のキスは蜜の味【完結】
第29章 私たちの場所
「イヤァ、ダメ、イクイク、アァ~」
葉瑠はガクンと力が抜け倒れてきた。
ハァハァ、んぁ、ハァハァ
葉瑠を受け止めたらすぐに体勢を入れ替える。
ハァハァ、ハァハァ、
「葉瑠…大丈夫?」
大丈夫じゃないって言われてももう止まらないけど……
すると葉瑠はやっばり、待って!って。
ごめんムリ。
早急にゴムを被せて…力なく横たわる葉瑠の脚を拡げて身体を滑り込ませた…「挿れていい?……葉瑠…いい?」
コクン…小さく頷くのを確認し一気に挿入する!
グチュグチュ……「アン~ハァァァ……」
あ~やっと…ブルッ……葉瑠と繋がったって感じ
札幌では挿入と同時に気を失ってたからな……葉瑠は覚えてないと思うけど。
ごめんないつも強引になっちゃって!
葉瑠を散々焦らしてたけど今はまったく余裕がない
小さく吐息を吐きながら俺に手を延ばして来るんだから……愛しくて堪らない!
ゆっくりと葉瑠の蕩けた表情を眺めながら律動を開始する。
始めはスローに一定のリズムでナカを擦る……
「ァ…アァ…フゥ、ンッ」
何度かそれを繰り返したら今度は強く奥を擦り上げるんだ。
ズンッ、「キャッ、ンッ、ァァ…そ、こっ」
「うんここだね、葉瑠のいいとこ、ほらっここ」
もう葉瑠のいいとこは全部わかるよ。
スライドを大きくして深く抉ると、もう葉瑠は声を抑えられなくなった……
「アァ…んっ、ぅんっ」
想わず出た自分の声にハッとして手の甲で口を押さえた─
クスッ…「葉瑠大丈夫、声、聞かせて」
俺はその手を握って手のひらに口づけた……