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第2章 葉桐ウキョウ

俺の名前は葉桐ウキョウ　31歳。


愛知出身の俺は高校教師をしていた。


医大を卒業後、研究者の道に行きたがったが断念し、理数科を担当する先生になった。


昔から人としゃべるのが苦手で結構損を強いいられてきたが、先生になり生徒と話す機会が増えそれでその性格も自然に治って行った。


四年前に愛知の教育委員会に呼ばれ、密かに高校教師をしながら『思春期における社会向上心理学』と言う論文で大臣賞取得し、表彰された。


愛知から初の教師の受賞もあり町全体で盛大に歓迎された。


その前から先生方や生徒、父母にも人気が高くこの職業を選択して本当によかったと実感していた。


ある日、


校長先生に呼ばれもっとレベルの高い学校で俺のスキルを活かして欲しいと言われ、来年には転勤が決まっていた。


その高校は…