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つみとバツと結
第2章 葉桐ウキョウ
教師も生徒の言いなりで逆に媚びを売る始末…


腐ってる…


俺から見た鳴海清和は、最悪な高校だった…。


そんなある日、一つのクラスを担当していた時の事だ…


あまりにも五月蝿(うるさ)く授業が進まないためにデカい声で怒鳴り、首謀者の三人を後で俺の部屋に来るよう伝え授業を終了した。


呼んだのは、里井キリコ、叶ナギサ、斉藤ユキの三人。


この授業終了しての移動時間に俺は説教をしたいと考えていた。


こんなんじゃ、高校を卒業しても社会の役にたたない…


俺はそんな思いをちゃんと教える教師としてのあり方を胸に秘め接しようと考えていた。
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