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第3章 東海林ラエル

私は、ある女の死を見届けた…


名を花木フタバ


現在、『つみとバツと結』サイトに登録されている四大組織の一つ、『華の美』。


実は、この四大組織に関わりがある四人が組織の創設者。


岩田ハヤトは、研究家で人類の神秘をテーマにその構造を調べていた。


その中で人間の神の域を誰しもが持っているのを発見した。


それを医者である『フラワー・カンパニー』の双子の姉妹の姉、花木ミツバが女性の不妊治療に成功したのがウイルス『セックス・レイズ』の始まり…


被験者にウイルスと解らず注入したウイルスは、一時、成功を納めた。


だが、被験者は、高熱・下痢・嘔吐・麻痺・昏睡と訳のわからぬ病気に悩まされた。