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第4章 氷室カイ

「久方ぶりじゃ、ギンベイ。記憶を…我の記憶を取り戻したぞ！」


その口調は、今の時代を越え遥か昔の話し方…


ツバサの面影はなかった…


「お帰りなさいませ、ノカゼ様。現在は、21世紀で御座います。後程、御説明を…今は、目の前の敵を懲らしめてほしい限りで御座います。」


「テメェー！生意気な事を抜かすな！」


レイが勢いよくカイに迫る…


その瞬時にレイの首が飛んだ…


一瞬何が起こったのか分からなかったが、勢いのある血飛沫にやっと気づいた…


首…？後ろから来た女の首が飛んだのか？


なんの攻撃だ…


アイとダイスケは、この不可解な攻撃に能力の準備をし、戦闘の構えを示した。