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手と手と~そして君に~
第3章 小さな妖精
デイジーは僕の手をとり

小さなその手で僕の手を握り締め

歌に会わせて

手をふり

体を揺らして踊っている

僕と一緒にスキップしながら
歌っているようだった

デイジーは森の妖精

スキップしながら空に飛んでいって

しまうんじゃないかって思ってしまった

いつまでもいつまでも歌い続けた

デイジーと別れて家に帰る途中

僕は思い出した

小さいときママが歌ってくれた歌だったって
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