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手と手と~そして君に~
第4章 キラキラを忘れない
「えー、せっかく晴れたのに」

僕はどうしてもデイジーに会いたかった

デイジーが僕を呼んでるんだもん


座り込む僕の手を強く握り締め


「マ…マが病院で苦…しんでる…莉生に…会いたいって…」

父さんの瞳は

森の宝石のように滴が溢れ

たくさん流れていた

僕はそのまま父さんに引きずられながら帰った

そして
森へは行けなくなったんだ
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