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変態城へようこそ!
第1章 変態城へようこそ!
私たちハイキング同好会の4人は、ハイキングの途中、林道の傍らに奇妙な建物を見つけました。
「何・・・これ? 中世ヨーロッパのお城みたいやん」
歴史学科の美弥子ちゃんは興味津々です。
「お城っていっても、あまり大きくありませんね。 2階建てで・・・横幅や窓の数から推測すると、せいぜい20部屋ってとこでしょうか?」
さすが、建築学科の遼太郎くんです。
「おっ、『ご自由にお入り下さい』って書いてあるぜ!」
一樹くんが玄関の横に立てられた立て札を読み上げました。
「ご自由にって言っても怪しすぎるわよね」
私はそう言って笑います。
でも・・・
「入ってみようぜ」 「私も興味あるぅ」
一樹くんと美弥子ちゃんは、玄関の扉を開けて、入っちゃいました。
「待ってよ!」 「待ってください!」
私と遼太郎くんも、扉を開けて入ります。
厳めしいレリーフの付いた、木製の扉です。
「何・・・これ? 中世ヨーロッパのお城みたいやん」
歴史学科の美弥子ちゃんは興味津々です。
「お城っていっても、あまり大きくありませんね。 2階建てで・・・横幅や窓の数から推測すると、せいぜい20部屋ってとこでしょうか?」
さすが、建築学科の遼太郎くんです。
「おっ、『ご自由にお入り下さい』って書いてあるぜ!」
一樹くんが玄関の横に立てられた立て札を読み上げました。
「ご自由にって言っても怪しすぎるわよね」
私はそう言って笑います。
でも・・・
「入ってみようぜ」 「私も興味あるぅ」
一樹くんと美弥子ちゃんは、玄関の扉を開けて、入っちゃいました。
「待ってよ!」 「待ってください!」
私と遼太郎くんも、扉を開けて入ります。
厳めしいレリーフの付いた、木製の扉です。