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変態城へようこそ!
第1章 変態城へようこそ!
玄関ホールは、30畳ほどの大広間です。
鉄格子の嵌められた小さな窓しかないので、薄暗いです。
私たち4人以外、誰もいないようです。
壁には何枚もの油彩画が掛かっていますが、みんな裸婦画です。
男女が身体を交えている絵もあります。
不気味です。
「ねえ・・・出ようよ」
私は美弥子ちゃんの服を引っ張りました。
「ええやん。 面白そうやん」
美弥子ちゃんは動こうとしません。
そのとき・・・一斉に電球が灯って、室内が明るくなりました。
「変態城へようこそ! 私は変態伯爵です」
どこからか声がしました。
男性か女性かも分からない、変な声です。
テレビのニュース番組で、顔にモザイクがかかった人の声に似ています。
変声機を使っているのでしょう。
鉄格子の嵌められた小さな窓しかないので、薄暗いです。
私たち4人以外、誰もいないようです。
壁には何枚もの油彩画が掛かっていますが、みんな裸婦画です。
男女が身体を交えている絵もあります。
不気味です。
「ねえ・・・出ようよ」
私は美弥子ちゃんの服を引っ張りました。
「ええやん。 面白そうやん」
美弥子ちゃんは動こうとしません。
そのとき・・・一斉に電球が灯って、室内が明るくなりました。
「変態城へようこそ! 私は変態伯爵です」
どこからか声がしました。
男性か女性かも分からない、変な声です。
テレビのニュース番組で、顔にモザイクがかかった人の声に似ています。
変声機を使っているのでしょう。