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第4章 覚醒

顔もわからない男達に、陵辱の限りをつくされた、あの日のことを。

縛られて、目隠しをされ猿轡をされ
全ての自由を奪われ、恥ずかしい姿を晒して男達のおもちゃとなったあの日のことを。

あのときのことを思い出すたびに、お腹の中心部のあたりがドクンと大きく脈打つように、なっていた。

同時に、敏感な処がとろけるように潤ってゆくことも。

息も荒くなっていき、頬が火照ってくる。

ついには辛抱ならず、胸や股間に手がいってしまう。

自分の指に慰められ、荒かった呼吸が整ってくるにつれ、徐々に冷静な自分が顔を出してきて、しばし呆然としてしまう。