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S彼ぇしょん
第1章 調教

大きな窓硝子には部屋全体が映し出されているので、その中心にいる自分の痴態も残らずさらけ出している。窓の向こうは真っ暗で部屋の中から窺い知ることは出来ず、得体の知れない大きな暗闇から不特定多数の視線が自分に注ぎ込まれているかのような疑心暗鬼に苛まれてしまう。
白の薄いキャミソールの生地と胸元との間には少し隙間があり、それがその下に隠れている膨らみが申し訳程度であることを物語っている。その下部、フリルのついた裾はかなり短めで、太ももの半分より下の部分を露にしている。
――あたしってば、ほんとに淫らだわ……
自分のその肢体、そのラインを見て、野々宮あやはあらためて思った。
白の薄いキャミソールの生地と胸元との間には少し隙間があり、それがその下に隠れている膨らみが申し訳程度であることを物語っている。その下部、フリルのついた裾はかなり短めで、太ももの半分より下の部分を露にしている。
――あたしってば、ほんとに淫らだわ……
自分のその肢体、そのラインを見て、野々宮あやはあらためて思った。

